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生えたての歯はむし歯になりやすい?

こんにちは。おざき歯科クリニック院長の尾崎です。

寒さがだんだんと厳しくなってきましたね。

まだまだこれから寒くなってくるのかと思うとゾッとしますが、今月はクリスマスなど冬のイベントがあるので楽しみも多いですね。

写真は当院の院長室から撮った当院隣にある京良城池の風景です。春には桜が咲いて綺麗ですが、葉っぱが色付いて散っていくこの風景も冬らしくて好きです。

さて、今回は子どものむし歯についてのお話です。

子どもにむし歯ができやすいのは大人のように歯磨きが上手にできないからだけと思っていませんか?

むし歯ができる要因は色々ありますが、そもそも乳歯や生えたての永久歯自体がむし歯になりやすい性質であることをご存知でしょうか

生えたばかりの歯は未熟な構造のため酸に対する抵抗性が低く、むし歯の細菌が出す酸に弱くすぐにむし歯になってしまうのです。

生えたあと段々と成熟していくことで酸への抵抗性が増していきますが、生えてから3年間は特に注意が必要です。

永久歯が生えたばかりですぐにむし歯になってしまうのはとても悲しいことです。

乳歯から永久歯への交換期は乳歯と永久歯が混在し、歯磨きがとても難しい時期ですが、子どももある程度自立してきて歯磨きを子どもだけがして保護者のチェックが少なくなる時期でもあります。

歯磨きができていないと気がついた時にはむし歯でいっぱいになっていることがあるので、時々は子どもの歯磨きをチェックして仕上げ磨きしてあげる事が大切と思います。

当院では子どもの歯磨き指導だけでなく、保護者の方への仕上げ磨きの方法もお伝えしてますので、子どもの歯磨きでお悩みがある方は一度ご相談ください。

おざき歯科クリニック