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子どもの仕上げ磨きはいつまでしたらいいですか?

こんにちは、おざき歯科クリニック院長の尾崎です。

皆様お盆はどのように過ごされましたか。

コロナが落ち着きましたが、どこも人が多いので自分は近場でのんびり過ごしました。

子どもと公園で虫取りしたり、プールで遊んだりしました。なかなかゆっくり子どもと遊んであげられてなかったので、久々にしっかりと子どもと向き合う時間を作れてよかったです。

「子どもの仕上げ磨きはいつまでしたらいいですか?」という質問をよく受けます。

ブラッシングの技術も個人差があるため、いつまでというのは決まっておりませんが、子どもの精神・運動発達の面から考えて仕上げ磨きは小学校の中学年あたりまで行うのが望ましいと説明しています。

小学校の低学年~中学年までは永久歯に生え変わっていく時期でもあり、歯磨きがとても難しい時期です。また、生えたての永久歯は特にむし歯になりやすく注意が必要です。

意外と大きくなってからでも仕上げ磨きが必要なことに驚かれる方が多いですが、小学校の低学年くらいでは運動発達が未熟で十分に歯ブラシを使いこなすことが出来ません。しっかりとしたブラッシングの技術を習得することができるようになる高学年くらいまでは、仕上げ磨きをして磨き残しをチェックしてあげると安心です。

とは言え、歯磨きはすべて親任せと言うことではなく、ブラッシングの大切さを理解したり習慣づけを小さいころから行うことが大切です。大きくなるにつれてブラッシングも上手になってくるので、成長にあわせて仕上げ磨きの方法も変えてあげるといいかもしれません。

仕上げ磨きと言っても、仕上げ磨きをする親の方もどこに磨き残しが出やすくて、気を付けて磨かないといけないかを理解していないといけないなどなかなか簡単ではありません。

当院では、お子さまの歯磨き指導の時に親御さんにも口の中を一緒に見てもらって、どこに汚れが付いていて仕上げ磨きの時にどういうところに気を付ければいいのかなど説明を行っています。

子どもだけでなく、親も一緒にブラッシングスキルを向上させて、大切な歯を守っていきましょう。

おざき歯科クリニック