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診療で大切にしている事

こんにちは、おざき歯科クリニック院長の尾﨑です。

診療室から見える京良城池に最近よく水鳥が泳いでいます。群れて泳いでいるのを見ると癒されます。因みに見にくいですが、写真の中央の米粒みたいなのが鳥です。

先日、外来診療におけるインフォームドコンセント(医師と患者との十分な情報を得た上での合意を意味する概念)についての研修会を受けてきました。

その中で、厚生労働省から歯科受診を促す方策を含めた歯科口腔保健施策の展開が重要であるとされ、歯周病対策には「行動変容を促す仕掛け」が必要とされている。国外でも行動を変化させる対策の必要性が提言されており、歯科の定期受診に対しては、コミュニケーション、患者ー歯科医師の協働、定期受診の有効性を伝えることが効果的な介入のポイントであると指摘されている。というお話がありました。

当院では、治療だけでなく、治療前後の説明に力を入れ患者さまとのコミュニケーションを大切にしています。

様々な資料(レントゲン、お口の写真等)に基づいて現状を詳しく説明し、なぜこのような状態になったか、どういう風に治療をしていき、どうやって治療後の状態を守っていくか、なぜお口の環境を健康に維持することの大切なのかも説明していきます。

お口の健康の保持・増進が、健康で質の高い生活を営む上で基礎的かつ重要な役割を果たしていると言われております。むし歯や歯周病などで歯やお口の状態が悪くなると、治療して症状が治っても完全に悪くなる前の状態に戻すのは難しく、そのため悪くならないようにお口の状態を維持する「予防」が重要と考えています。

そのため当院では、治療が一通り終わった患者様にも「予防」の大切さをお伝えし、また悪くなってから病院に行くのではなく悪くならないための歯科の定期受診を勧めております。

しばらく歯医者に行ってないなという方も、この機会に一度歯科を受診しお口の状態をチェックされてみてはいかがでしょうか?

おざき歯科クリニック